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他館展示
美ら島おきなわ文化祭2022 関連特別展
宮内庁三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室の美と沖縄ゆかりの品々
令和5年(2023)1月20日(金) ~ 2月19日(日)
沖縄県立博物館・美術館
本展ではまず、日本の洋画の先駆者として知られる山本芳翠が描いた沖縄の連作画や沖縄にゆかりのある山本森之助の作品をはじめ、「琉球塗料紙箱・硯箱」など沖縄に根差した特色ある工芸品を紹介します。そして、明治時代の沖縄の歴史に大きく関わった人物の肖像や、風景、学校などの写真もパネルで展示し、写真を通して皇室に伝えられた沖縄の姿をご覧いただきます。また、三の丸尚蔵館の名品から、江戸時代に活躍した円山応挙「張飛図」、葛飾北斎「西瓜図」のほか、皇室がその伝承に深い関わりを持つ雅楽を主題とした「雅楽図」や、高村光雲・山崎朝雲「萬歳楽置物」、綴織による大型の壁掛けなどを展示します。さらに、儀式で用いられた伝統的な装束など、高貴で優美な染織美に親しんでいただき、皇室の御慶事の折に記念の品として作られてきた愛らしいボンボニエールもご覧いただきます。
展覧会概要
- 会期
- 令和5年(2023)1月20日(金)~2月19日(日)
- 開館時間
- 午前9時~午後6時
※入館は閉館の30分前まで
※ただし金曜日、土曜日は午後8時まで - 休館日
- 毎週月曜日
- 会場
- 沖縄県立博物館・美術館
3階 博物館企画展示室、特別展示室1
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1
- 入館料
- 一般800円(640円:前売・20名以上の団体)
高校・大学生500円(400円:前売・20名以上の団体)
小・中学生200円(160円:前売・20名以上の団体)
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方と介助者1名までは無料。 - 主催
- 沖縄県立博物館・美術館、一般財団法人沖縄美ら島財団、宮内庁、文化庁
特別協力 紡ぐプロジェクト、読売新聞社 - ホームページ
- https://okimu.jp/
関連事業
日 時 令和5年1月20日(金) 午後2時~午後4時
講 師 五味 聖(宮内庁三の丸尚蔵館主任研究官)
場 所 沖縄県立博物館・美術館 3F講堂
日 時 令和5年2月11日(金) 午後2時~午後4時
講 師 大湾 ゆかり(沖縄県立博物館・美術館主任学芸員)
場 所 沖縄県立博物館・美術館 1F博物館講座室
日 時 令和5年1月27日、2月3日(金) 午後6時~午後7時、2月19日(日) 午後2時~午後3時
講 師 沖縄県立博物館・美術館学芸員
場 所 沖縄県立博物館・美術館 博物館企画展示室
※ただし状況により人数制限や時間短縮の可能性があります。
※詳細は沖縄県立博物館・美術館へお問い合わせください。
主な出品作品
《琉球中城之東門》
山本芳翠
明治21年(1888)
《琉球塗料紙箱・硯箱》
江戸時代・第二尚氏時代(17世紀)
《菊唐草箔絵棗》
紅房
昭和49年(1974)
《琉球ガラス花瓶》
琉球ガラス村
昭和62年(1987)頃
《張飛図》
円山応挙
江戸時代(18世紀)
《西瓜図》
葛飾北斎
江戸時代、天保10年(1839)
《萬歳楽置物》
高村光雲・山崎朝雲
大正4年(1915)
《舞楽蘭陵王童舞・納曾利童舞綴織壁掛》
[原画]澤部清五郎、[制作]4代川島甚兵衞
昭和16年(1941)
《五衣・唐衣・裳》
明治~昭和時代前期(19~20世紀)