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他館展示
特別展
皇室の美と広島―宮内庁三の丸尚蔵館の名品から―
令和4年(2022)9月16日(金) ~ 10月30日(日)
広島県立美術館
本展ではまず大礼をはじめとする皇室御慶事の品々をご紹介します。日本画家・川合玉堂による「昭和度 悠紀地方風俗歌屏風」、金工家・海野勝珉「丹鳳朝陽図花瓶」の名品や、皇室の御慶事の折の記念品として作られてきた愛らしいボンボニエールなど、優美で気品あふれる品々を堪能していただきます。
また、収蔵の名品では、広島にゆかりある平清盛・重盛親子を含む歴代大臣を描く14世紀の似絵の名品「天子摂関御影(大臣巻)」、江戸時代の絵師として人気の高い伊藤若冲「旭日鳳凰図」、そして明治の七宝作家・濤川助惣「御紋付七宝鶏に秋草図花瓶」など多彩な品々が並びます。
さらに、明治天皇の広島ご逗留の際に献上された江戸時代の岩佐又兵衛の絵巻「をくり」に、旧広島藩主・浅野家伝来の中国絵画、雪窓「蘭竹図」といった名品をはじめ、日本画家の児玉希望や平山郁夫、江戸時代の漢学者や儒学者として知られた菅茶山に頼山陽、そして近代工芸の名工・六角紫水と清水南山など、広島ゆかりの作家と作品に、広島県立美術館所蔵の関連作品も加えた約80点の作品を通して、皇室と広島を繋ぐ美の世界をご覧いただきます。
展覧会概要
- 会期
- 令和4年(2022)9月16日(金)~10月30日(日)
前期展示:9月16日(金)~10月10日(月・祝)
後期展示:10月12日(水)~10月30日(日)
- 開館時間
- 午前9時~午後5時(金曜日は午後7時まで開館)
※入館は閉館の30分前まで
※9月16日(金)のみ午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで) - 休館日
- 毎週月曜日(ただし、9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は
開館)、10月11日(火)
- 会場
- 広島県立美術館 3階企画展示室
〒730-0014 広島県広島市中区上幟町2-22
- 入館料
- 大人1400円(1200円:前売・20名以上の団体)
高大生1000円(800円:前売・20名以上の団体)
※中学生以下は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳の所持者と介護者(1名まで)の当日料金は半額です。 - 主催
- 広島県立美術館、広島テレビ放送株式会社、株式会社イズミテクノ、宮内庁
特別協力 文化庁、紡ぐプロジェクト、読売新聞社 - ホームページ
- https://www.hpam.jp/museum/exhibitions/%E7%9A%87%E5%AE%A4%E3%81%AE%E7%BE%8E%E3%81%A8%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%AE%AE%E5%86%85%E5%BA%81%E4%B8%89%E3%81%AE%E4%B8%B8%E5%B0%9A%E8%94%B5%E9%A4%A8%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%93%81%E3%81%8B%E3%82%89/
関連事業
日 時 令和4年9月17日(土) 午後1時30分~午後3時(開場は30分前から)
講 師 朝賀 浩(宮内庁長官官房参事官)
場 所 広島県立美術館 地階講堂
参加料 無料 ※要事前電話申し込み
日 時 令和4年9月23日、30日、10月21日、28日(金) 午前11時~
講 師 広島県立美術館学芸員
場 所 広島県立美術館 3階企画展示室
定 員 10名(小中学生)
参加料 無料(要入館券) ※要事前電話申し込み
日 時 令和4年10月6日、13日(木) 午後5時~
英訳あり
日 時 令和4年10月15日(土) 午後1時30分~午後3時30分
講 師 宮郷敦子(美術家/アトリエぱお)、広島県立美術館学芸員
場 所 広島県立美術館 地階講堂
定 員 10名(小中学生)
参加料 実費 ※要事前電話申し込み
※事前電話申込先:082-221-6246
詳細は広島県立美術館へお問い合わせください。
主な出品作品
《昭和度 悠紀地方風俗歌屏風》
川合玉堂
昭和3年(1928)
《丹鳳朝陽図花瓶》
海野勝珉
大正4年(1915)
《蘭竹図》
雪窓
中国・元時代 至正3年(1343)
《大日本図》
頼山陽
江戸時代 文政8年(1825)
《四季草花図屏風》
児玉希望
昭和11年(1936)
《平重盛書状》
平重盛
平安時代(12世紀)
《天子摂関御影(大臣巻)》
豪信
鎌倉~南北朝時代(14世紀)
《旭日鳳凰図》
伊藤若冲
江戸時代 宝暦5年(1755)
《蓬萊雲鶴蒔絵書棚》
六角紫水ほか
大正6年(1917)