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他館展示

国文祭・芸文祭みやざき2020(特別応援プログラム)
皇室と宮崎 ~宮内庁三の丸尚蔵館収蔵作品から~

令和3年(2021)10月9日(土) ~ 12月5日(日)
宮崎県立美術館

国文祭・芸文祭みやざき2020(特別応援プログラム)「皇室と宮崎 ~宮内庁三の丸尚蔵館収蔵作品から~」の代表画像

宮内庁三の丸尚蔵館では現在、新施設の建設工事が進められており、この新施設が完成するまでの期間においても三の丸尚蔵館の収蔵品を多くの方々に見ていただき、皇室と日本文化に親しんでいただくため、三の丸尚蔵館の収蔵品を紹介する展覧会を各地で実施していくこととしております。

これは、特に近代において、皇室と各地域が何かしらの縁で結ばれてきたことに注目し、それぞれの地域から皇室に献上された品々、その地域出身あるいは活動した作家の品々など、各地域に縁の深い作品の紹介を通して日本文化の一側面を見直すと同時に、所蔵の名品を加えて、皇室により親しんでいただきたいと計画するものです。

本展では、三の丸尚蔵館が所蔵する名品を紹介するとともに、本展が開催される宮崎県とのゆかりの作品もご紹介します。

本展では、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する近代絵画・工芸の品々を紹介いたします。日本画では、皇室とゆかりの深い宮崎県を舞台にした横山大観らによる《 肇國ちょうこく創業そうぎょう絵巻えまき》と野田きゅう日向御聖蹟ひゅうがごせいせき絵巻えまき》をはじめ、橋本雅邦がほうや上村松園、川合玉堂など巨匠たちの作品が並びます。また、洋画では和田英作や中沢弘光など九州ゆかりの画家、児島虎次郎の代表作《なさけの庭》など秀逸な作品を紹介します。彫刻・工芸作品では、高村光雲と山崎朝雲の写実的な木彫のほか、皇室の御慶事に意匠を凝らして作られたボンボニエールの数々をご観覧いただきます。