さるおきもの猿置物
- 大正12年(1923)
- 木彫、サクラ材
- 1点
- (本体)高41.0 奥行28.0 幅39.0 (台)高12.0 奥行35.0 幅48.0
- 日本
彫刻 - 木彫
- 画像一覧
- 1-7件表示/7件中
画像名 / 画像内容 | 撮影年月日 / 撮影者 / 撮影場所 | 画像番号 | 備考 | |
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さるおきもの 猿置物
猿置物
烏帽子と袖無しを身につけた猿が,右手に鈴,左肩には御幣をかついで能楽の『三番叟』の舞を真似る芸は,正月の祝福芸として親しまれたものであった。本作では,縄を外されて,教え込まれた芸を一心に演じる猿の一瞬の姿がとらえられている。剽軽な動きとは裏腹に,顔には諦観の表情が宿されており,高村の鋭い観察眼と技量の確かさが実感される。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)