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さるおきもの 猿置物
- 大正12年(1923)
- 木彫、サクラ材
- 1点
- (本体)高41.0 奥行28.0 幅39.0 (台)高12.0 奥行35.0 幅48.0
- 日本
彫刻 – 木彫
烏帽子と袖無しを身につけた猿が,右手に鈴,左肩には御幣をかついで能楽の『三番叟』の舞を真似る芸は,正月の祝福芸として親しまれたものであった。本作では,縄を外されて,教え込まれた芸を一心に演じる猿の一瞬の姿がとらえられている。剽軽な動きとは裏腹に,顔には諦観の表情が宿されており,高村の鋭い観察眼と技量の確かさが実感される。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)
詳細
作品名 | 猿置物 |
---|---|
ふりがな | さるおきもの |
作者 | 高村光雲 |
時代・年代 | 大正時代 大正12年(1923) |
世紀 | |
員数 | 1点 |
寸法 | (本体)高41.0 奥行28.0 幅39.0 (台)高12.0 奥行35.0 幅48.0 |
材質・技法 | 木彫 、サクラ材 |
銘文等 | 基台側面刻銘「髙村光雲刻」 |
付属品等 | |
制作地 | 日本 |
出土地 | |
関連地 | 作者出身地:東京 作者活動地・製作地:東京 |
伝来等 | 大正11年(1922)秩父宮雍仁親王の成年式に際し、同親王より大正天皇・貞明皇后へ献上、東京美術学校依嘱制作 |
管理番号 | SZK000555 |
分類 | 彫刻 – 木彫 |
文化財指定 | |
備考 | |
キーワード | |
検索カテゴリ | |
パーマリンク | https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000555 |
最終更新日 | 2023/03/14 |
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さるおきもの 猿置物
猿置物
烏帽子と袖無しを身につけた猿が,右手に鈴,左肩には御幣をかついで能楽の『三番叟』の舞を真似る芸は,正月の祝福芸として親しまれたものであった。本作では,縄を外されて,教え込まれた芸を一心に演じる猿の一瞬の姿がとらえられている。剽軽な動きとは裏腹に,顔には諦観の表情が宿されており,高村の鋭い観察眼と技量の確かさが実感される。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)