うちひしがれたかりあてぃーどうちひしがれたカリアティード/Caryatid

おーぎゅすと・ろだん オーギュスト・ロダン/Auguste Rodin ( 1840-1917 )

  • 1880~1881年
  • ブロンズ、鋳造
  • 1点

彫刻 - 塑造

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うちひしがれたかりあてぃーど うちひしがれたカリアティード/Caryatid

うちひしがれたカリアティード/Caryatid

本作は,ロダンの大作《地獄の門》を構成する一部分にあたる。《地獄の門》の向かって左側の柱頭上の壁龕内に配された,石の重みに耐え続ける女体像であり,ロダンが彫刻を通じて表現し続けた,運命と闘う悲劇的な人間の姿というテーマを端的に造型化したものとされる。のちに《地獄の門》から独立した作品として扱われて,鋳造されるようになった。当館所蔵の一体は,大正10年(1921)にパリの日本人会から献上されたものである。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)