しっぽうかげろうこうほねずこうろ七宝蜻蛉河骨図香炉
- 明治39年(1906)
- 20世紀
- 七宝
- 1点
- 総高15.5 胴径15.8
- 日本・愛知
工芸 - 七宝
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しっぽうかげろうこうほねずこうろ 七宝蜻蛉河骨図香炉
七宝蜻蛉河骨図香炉
黄色い花を咲かせた河骨の部分が浮彫風に表現されており,盛上七宝の技法が用いられている。底部から三足にかけては,河骨が生えた水面をあらわす水流の文様となっている。また,銅製の蓋には立体的につくられたトンボのつまみがつくなど,全体にアール・ヌーヴォー調のデザイン感覚がうかがわれる。盛上七宝で知られる川出の最良の成果をみせる一作である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)