しゅてんどうじえまき 酒伝童子絵巻

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  • 江戸時代(17世紀)
  • 紙本着色
  • 5巻
  • (巻1)35.0×1179.2 (巻2)35.1×1208.7 (巻3)35.2×950.4 (巻4)35.1×1068.5 (巻5)35.2×1006.3
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

本絵巻は,鎌倉時代以降に流行した源頼光による鬼退治の話で,鬼の住処を伊吹山とする系統の物語に属する。当初は三巻本で,サントリー美術館が所蔵する元信本に近い内容であるが,詞書と絵の構成に相違があることなどから,同内容の文章に基づく別系統のものと考えられる。詞書部分の金銀泥による見事な下絵,また絵場面も全体を金泥と金箔を併用した金地とし,美しい多色を用いて細部まで丁寧に描く独特の雰囲気の描写で,近世絵巻の優品の一つと言える。明治28年,旧因州池田家当主・池田仲博より献上。(『新版 雅・美・巧(上)』H15)

詳細 

作品名 酒伝童子絵巻
ふりがな しゅてんどうじえまき
作者
時代・年代 江戸時代
世紀 17世紀
員数 5巻
寸法 (巻1)35.0×1179.2 (巻2)35.1×1208.7 (巻3)35.2×950.4 (巻4)35.1×1068.5 (巻5)35.2×1006.3
材質・技法 紙本着色
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 主題関連地:滋賀 伝来・献上地:鳥取
伝来等 明治28年、池田仲博献上。
管理番号 SZK000716
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 巻子
検索カテゴリ 巻子  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000716
最終更新日 2023/03/14

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しゅてんどうじえまき 酒伝童子絵巻

酒伝童子絵巻

本絵巻は,鎌倉時代以降に流行した源頼光による鬼退治の話で,鬼の住処を伊吹山とする系統の物語に属する。当初は三巻本で,サントリー美術館が所蔵する元信本に近い内容であるが,詞書と絵の構成に相違があることなどから,同内容の文章に基づく別系統のものと考えられる。詞書部分の金銀泥による見事な下絵,また絵場面も全体を金泥と金箔を併用した金地とし,美しい多色を用いて細部まで丁寧に描く独特の雰囲気の描写で,近世絵巻の優品の一つと言える。明治28年,旧因州池田家当主・池田仲博より献上。(『新版 雅・美・巧(上)』H15)