しっぽうさくらずかびん 七宝桜図花瓶

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なみかわ そうすけ 濤川惣助 ( 弘化4(1847)-明治43(1910) )

  • 明治43年(1910)頃
  • 20世紀
  • 七宝
  • 1対
  • 各径14.7 高33.7
  • 日本・東京
  • 日本・東京

工芸 – 七宝

七宝家として初めて帝室技芸員に任命された濤川惣助による,無線七宝で桜を表わした花瓶。口縁部から枝垂れる左方の花瓶と,底面から枝が伸びていく右方の花瓶の取り合わせから,日本画の対幅を想起させる構図に特徴がある。またその枝はまるで墨線のように筆触の感覚を再現し,桜の花も白のわずかな濃淡であらわすなど,七宝の技術で絵画表現をかぎりなく追究した濤川のこだわりが随所にうかがわれる。(「慶びの花々」H31)

詳細 

作品名 七宝桜図花瓶
ふりがな しっぽうさくらずかびん
作者 濤川惣助
時代・年代 明治時代 明治43年(1910)頃
世紀
員数 1対
寸法 各径14.7 高33.7
材質・技法 七宝
銘文等
付属品等
制作地 日本・東京
出土地 日本・東京
関連地 作者出身地:千葉 作者活動地・製作地:東京 尾張の七宝工・塚本貝助から七宝技術を学んだ:愛知
伝来等
管理番号 SZK000438
分類 工芸七宝
文化財指定
備考
キーワード
検索カテゴリ
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000438
最終更新日 2023/03/14

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しっぽうさくらずかびん 七宝桜図花瓶

七宝桜図花瓶

七宝家として初めて帝室技芸員に任命された濤川惣助による,無線七宝で桜を表わした花瓶。口縁部から枝垂れる左方の花瓶と,底面から枝が伸びていく右方の花瓶の取り合わせから,日本画の対幅を想起させる構図に特徴がある。またその枝はまるで墨線のように筆触の感覚を再現し,桜の花も白のわずかな濃淡であらわすなど,七宝の技術で絵画表現をかぎりなく追究した濤川のこだわりが随所にうかがわれる。(「慶びの花々」H31)