けし 罌粟

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つちだ ばくせん 土田麦僊 ( 明治20(1887)-昭和11(1936) )

  • 昭和4年(1929)
  • 絹本着色
  • 2幅
  • (各)161.0×106.2
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

竹内栖鳳の門下として修行した土田麦僊は,師栖鳳にならって写生を重視し,下描きでは幾重にも線を引き重ね,最終的にモチーフの本質をとらえる一本の線にたどりつく,という作画方法であった。そうした入念な制作過程を経て,徹底して余計なものがそぎ落とされた本図は,まさに近代の草花図の完成形と言っても過言ではない。
昭和4年(1929)第10回帝展で高い評価を受け,宮内省によって買い上げられた作品。(「慶びの花々」H31)

  • 罌粟
  • 右幅
    右幅
  • 左幅
    左幅

詳細 

作品名 罌粟
ふりがな けし
作者 土田麦僊
時代・年代 昭和時代 昭和4年(1929)
世紀
員数 2幅
寸法 (各)161.0×106.2
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:新潟 作者活動地・製作地:京都
伝来等 昭和4年、第10回帝国美術院展覧会出品、宮内省買上
管理番号 SZK000146
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 第十回帝展 , 国画創作協会 , 帝国美術院
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000146
最終更新日 2023/03/14

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けし 罌粟

罌粟

竹内栖鳳の門下として修行した土田麦僊は,師栖鳳にならって写生を重視し,下描きでは幾重にも線を引き重ね,最終的にモチーフの本質をとらえる一本の線にたどりつく,という作画方法であった。そうした入念な制作過程を経て,徹底して余計なものがそぎ落とされた本図は,まさに近代の草花図の完成形と言っても過言ではない。 昭和4年(1929)第10回帝展で高い評価を受け,宮内省によって買い上げられた作品。(「慶びの花々」H31)