あきなす 秋茄子

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にしむら ごうん 西村五雲 ( 明治10(1877)-昭和13(1938) )

  • 昭和7年(1932)
  • 絹本着色
  • 1幅
  • 163.8×201.2

絵画 – 日本・東洋画

五雲は,写実的な描法の岸竹堂と対象の一瞬の表情を主情性を込めた筆致でとらえる竹内栖鳳というふたりの師風を融和させるなかで,きわめて独創的な動物画表現を確立させた。本作は,その五雲の最高傑作として知られる。動物園や自宅,山野で観察を重ねた狐の丹念な写生に基づきながらも,それだけで終わらせずに,軽妙で感覚主義的な筆致が,洒脱で幻想的な趣を漂わせる,演劇的性格の強い画面をかたちづくることに成功している。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 秋茄子
ふりがな あきなす
作者 西村五雲
時代・年代 昭和時代 昭和7年(1932)
世紀
員数 1幅
寸法 163.8×201.2
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地
出土地
関連地 作者出身地:京都
伝来等 昭和7年、13回帝国美術院展覧会出品、宮内省買上
管理番号 SZK000145
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 第十三回帝展 , 帝国芸術院
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000145
最終更新日 2023/03/14

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あきなす 秋茄子

秋茄子

五雲は,写実的な描法の岸竹堂と対象の一瞬の表情を主情性を込めた筆致でとらえる竹内栖鳳というふたりの師風を融和させるなかで,きわめて独創的な動物画表現を確立させた。本作は,その五雲の最高傑作として知られる。動物園や自宅,山野で観察を重ねた狐の丹念な写生に基づきながらも,それだけで終わらせずに,軽妙で感覚主義的な筆致が,洒脱で幻想的な趣を漂わせる,演劇的性格の強い画面をかたちづくることに成功している。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)