こはくこうろくのず 古柏猴鹿之図

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もり かんさい 森寛斎 ( 文化11(1814)-明治27(1894) )

  • 明治13年(1880)
  • 絹本着色
  • 1幅
  • 232.4×143.2

絵画 – 日本・東洋画

写生を基調とした精細緻密な動物表現に秀でていた寛斎は,動物を取り囲む自然環境を豊かな情感を込めつつ,具体的かつ詳細に描きあらわすことにも意欲的であった。本作は,そうした寛斎の代表的一点で,淡墨を塗り重ねることで表現された幹の木肌や,たらしこみの技法を用いた苔の描写が,湿潤な空気に満ちた日本の深山の雰囲気を見事に伝えている。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 古柏猴鹿之図
ふりがな こはくこうろくのず
作者 森寛斎
時代・年代 明治時代 明治13年(1880)
世紀
員数 1幅
寸法 232.4×143.2
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地
出土地
関連地 作者出身地:山口 作者活動地・製作地:京都
伝来等 明治14年第2回内国勧業博覧会出品作、河瀬真孝献上
管理番号 SZK000037
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 帝室技芸員 , 如雲社 , 京都青年絵画研究会 , 京都美術協会
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000037
最終更新日 2023/03/14

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こはくこうろくのず 古柏猴鹿之図

古柏猴鹿之図

写生を基調とした精細緻密な動物表現に秀でていた寛斎は,動物を取り囲む自然環境を豊かな情感を込めつつ,具体的かつ詳細に描きあらわすことにも意欲的であった。本作は,そうした寛斎の代表的一点で,淡墨を塗り重ねることで表現された幹の木肌や,たらしこみの技法を用いた苔の描写が,湿潤な空気に満ちた日本の深山の雰囲気を見事に伝えている。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)