しゅんていしゅうほ春庭秋圃
- 大正8年(1919)
- 絹本着色
- 2幅
- (各)192.3×57.1
絵画 - 日本・東洋画
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しゅんていしゅうほ 春庭秋圃
春庭秋圃
双幅に春と秋のさまざまな花鳥や昆虫をおのおの配することで,それぞれの季節固有の生の歓びの情感が高雅な面持ちで描き分けられている。同時に,両者の対比は,全体として,自然界での一年を通じての生きものたちの避けがたい盛衰を印象づける。カラフルな配色がふたつの季節感のコントラストを鮮やかにかたちづくる翠雲の意欲作で,南蘋派に学んだ優れて写生的な作画態度は,南画としてはきわだって新しい制作方向を示していた。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)