にんとくてんのうなにわのみやにきょするのず ちゅうじょうきのほんまつをためすのず仁徳天皇難波宮居之図、中将試木本末之図

たき かてい 瀧和亭 ( 文政13(1830)-明治34(1901) )

  • 明治時代(19世紀)
  • 絹本着色
  • 2幅
  • 日本

絵画 - 日本・東洋画

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00979-01-001

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にんとくてんのうなにわのみやにきょするのず ちゅうじょうきのほんまつをためすのず 仁徳天皇難波宮居之図、中将試木本末之図

仁徳天皇難波宮居之図、中将試木本末之図

『日本書紀』の仁徳天皇の逸話と、『今昔物語集』などの孝養の話を題材にしています。右は、仁徳天皇が眼下に民家のかまどの煙があがるのをみて、民の暮らしが豊かになったと喜び、后に話す場面。無税にしたため皇居の屋根は葺き替えできずに傷んでいます。左は、隣国から難題をふきかけられ、臣下が老親から知恵を授かり国王を救い、国王が老人への待遇を改めるという話で、難題の一つ、木の本末(上下)を調べる場面です。花鳥画を得意とした和亭には珍しく人物が主題の作品で、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の遺愛品でもあり、何らかの機会の献上品であったと考えられます。(「皇室と日本美」R4)