げんじものがたりがじょう源氏物語画帖
- 江戸時代(17世紀)
- 紙本着色
- 1帖
- (各)17.8×16.5
絵画 - 日本・東洋画
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げんじものがたりがじょう 源氏物語画帖
源氏物語画帖
『源氏物語』54帖総ての段から,それぞれの物語文の一部と,それに対する場面を絵に表した色紙を貼り込んでいる。詞書は近衛信尋(1599~1649)ら54人の親王や公家集が認めている。絵は土佐光則(1583~1638)と伝えられるが,古様の図様が多く含まれながら,背景描写が少なく,やわらかな金雲を多く用いている点や,やや面長に描かれた人物の容貌などから,光則周辺の他の絵師,或いはその子光起(1671~91)の早い時期の作例かと考えられる。(『新版 雅・美・巧(上)』H15)