ちょうそかともでるおきもの彫塑家とモデル置物
- 明治39年(1906)
- ブロンズ、鋳造
- 1点
- 日本
彫刻 - 塑造
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ちょうそかともでるおきもの 彫塑家とモデル置物
彫塑家とモデル置物
作者自身と考えられる彫塑家が,彫刻の制作台の下に腰掛けたモデルの子供を見ながら,子犬を抱く子供像を制作している姿をあらわした,さながら画中画のような趣の作である。個々のモチーフの形態把握は,西欧近代彫塑に学んだ造型性に裏づけられた堅固なものである。山崎の作品の中でも,写生的作風の傾向をよく伝える一点である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)