しっぽうさくらずかびん七宝桜図花瓶
- 明治43年(1910)頃
- 20世紀
- 七宝
- 1対
- 各径14.7 高33.7
- 日本・東京
- 日本・東京
工芸 - 七宝
- 画像一覧
- 1-1件表示/1件中
既に追加済み画像です。
画像利用申請登録に失敗しました。
これ以上画像を追加できません。
リストへ追加しました。
しっぽうさくらずかびん 七宝桜図花瓶
七宝桜図花瓶
七宝家として初めて帝室技芸員に任命された濤川惣助による,無線七宝で桜を表わした花瓶。口縁部から枝垂れる左方の花瓶と,底面から枝が伸びていく右方の花瓶の取り合わせから,日本画の対幅を想起させる構図に特徴がある。またその枝はまるで墨線のように筆触の感覚を再現し,桜の花も白のわずかな濃淡であらわすなど,七宝の技術で絵画表現をかぎりなく追究した濤川のこだわりが随所にうかがわれる。(「慶びの花々」H31)