とうろうざいごず蟷螂在後図
- 江戸~明治時代(19世紀)
- 絹本着色、牙軸
- 1幅
- 141.8×72.5
- 日本
絵画 - 日本・東洋画
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とうろうざいごず 蟷螂在後図
蟷螂在後図
安政度内裏造営の参加など,禁裏の画事も努めた在照(1813~1871)による本図は,中国漢時代の『説苑』正諌篇の故事に基づくもの。楚国襄王が晋国を討とうとした際,大臣の孫叔敖が目前の利益のみを考えて後害を顧みぬことを,蝉,蟷螂,雀,童子の関係に喩えて諫めた。この故事は建長6年(1254)成立の説話集『古今著聞集』に収められ,この後,画題にもなった。(『新版 雅・美・巧(上)』H15)