かんりんゆうきょ寒林幽居
- 大正2年(1913)
- 絹本着色
- 1幅
- 226.8×99.3
絵画 - 日本・東洋画
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かんりんゆうきょ 寒林幽居
寒林幽居
翠雲は主に大正期以降に活躍した南画家であるが,その画業のなかでも記念碑的作品と位置づけられるのが,文展での受賞と同時に宮内省買上げを受けた本作である。山中の閑居で高士が書を読むという伝統的な画題をとりあげてはいるが,垂直線を基調とする画面構成には,南画の革新をはかり続けた翠雲ならではの鋭敏な近代的感覚が横溢している。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)