らふくぶせいず蘿蔔蕪菁図
- 中国・南宋~元時代(13世紀)
- 紙本墨画
- 2幅
- 各37.5×65.0
絵画 - 日本・東洋画
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らふくぶせいず 蘿蔔蕪菁図
蘿蔔蕪菁図
宋時代末期から元時代初期に活躍した牧谿(生没年不詳)は,わが国の水墨技術の発展に多大な影響を与え,絶大な人気を誇っていた禅僧画家である。本作は,もとは他の蔬菜や花卉などと共に巻子に描かれていたものがある時期に切断され,各々に「即庵日飫」「客来一味」と書され,掛幅として伝わる。室町以降の茶会記に記録される名物として知られる。応永(1394~1428)頃に明国王より足利義満に贈られ,以後,堺商人や水戸徳川家,高松松平家などを経て,明治20年,井上侯爵家より献上された。(『新版 雅・美・巧(上)』H15)