しっぽうかんうむそうずがく七宝寰宇無双図額

なみかわ そうすけ 濤川惣助 ( 弘化4(1847)-明治43(1910) )

  • 明治27年(1894)
  • 19世紀
  • 七宝
  • 1面
  • 縦43.0×横75.0 総縦58.5×横90.0
  • 日本

工芸 - 七宝

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しっぽうかんうむそうずがく 七宝寰宇無双図額

七宝寰宇無双図額

濤川の得意とした無線七宝の技量を遺憾なく発揮した一作。富士にかかる煙るような霞が,まるで絵筆で描かれた薄墨のようにぼかされて表現されている。明治期工芸の特質の一つである,絵画性がきわめて色濃くあらわれた,完成度の高い作品である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)