ちょうようめいほうのず朝陽鳴鳳之図
- 大正14年(1925)
- 絹本金地着色
- 6曲1双
- 日本
絵画 - 日本・東洋画
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ちょうようめいほうのず 朝陽鳴鳳之図
朝陽鳴鳳之図
右隻に番の鳳凰を、左隻に雲海から顔を出す朝陽を鮮やかに描いています。霊芝が生える岩場のような場所は、一説に鳳凰の住処とされる伝説の崑崙山なのかもしれません。南画を学び、墨画や山水画を多く手掛けた翠雲には珍しく、明快で色鮮やかな描き方をしています。大正14年(1925)の大正天皇成婚25年を祝って、日本銀行総裁の市来乙彦からの献上品であり、献上画にふさわしく丁寧に仕上げた様子がうかがえます。(「皇室と日本美」R4)