しょうごくかきず正五九花卉図
- 江戸時代(18世紀)
- 絹本着色
- 3幅
- (各)98.9×40.8
絵画 - 日本・東洋画
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しょうごくかきず 正五九花卉図
正五九花卉図
五節句のうち,人日の節句(正月7日),端午の節句(5月5日),重陽の節句(9月9日)をそれぞれ表わした3幅対。 右幅は,新春を祝う花として正月に飾られた福寿草(別名・元日草)を描く。中幅は,端午の節句で邪気を払うために軒先に掛けられた薬玉を描く。薬玉は魔除けの薬草である菖蒲を躑躅,椿とともに束ね,朱房と五色の糸を垂らしたもの。重陽の節句を示す左幅は,朱色の編籠に蘭の花や石榴,梨の実を取り合わせて描く。 作者の柳沢淇園(1704~58)は,絵画,漢詩,書,儒学,篆刻,医学など様々な文化に精通していた文人。(「慶びの花々」H31)