はやしたいいせんしのず林大尉戦死之図

みつたに くにしろう 満谷国四郎 ( 明治7(1874)-昭和11(1936) )

  • 明治30年(1897)
  • カンヴァス、油彩
  • 1面
  • 102.0×158.8
  • 日本

絵画 - 油彩

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はやしたいいせんしのず 林大尉戦死之図

林大尉戦死之図

この作品は,発表時に画壇の注目を集めた,満谷のいわば出世作である。主題となっているのは,明治27年に日清戦争で戦死した陸軍大尉・林久實の最期の姿で,林は敵軍に軍用地図を奪われまいとして口でこれを裂いたのちに自決したことで,美談の主人公として知られていた。しかし,満谷は制作にあたっては好戦的な戦意高揚の意図を極力排し,科学的ともいえる冷静な客観的視点から,本作を同時代事件の記録画として完成させている。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)