ふじりゅういんばのず 富士柳蔭馬之図

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たき かてい 瀧和亭 ( 文政13(1830)-明治34(1901) )

  • 明治10~20年代(19世紀)
  • 絹本着色、牙軸
  • 2幅

絵画 – 日本・東洋画

右は水辺の松樹越しに富士山を描き、左は黒い青毛、白い葦毛、茶色の鹿毛の3頭の馬が柳の下に戯れる様子を描いています。柳の下の川で馬を洗う画題は古くから描かれていますが、この2頭の馬が鼻を寄せ合う同じ姿は、江戸時代の与謝蕪村の作品にもあります。蕪村は長崎に滞在した中国清代の画家、沈南蘋の作を模したといわれ、和亭は長崎遊学で南蘋派を学んでいるため、本図の淵源がわかります。松と富士、柳と馬の対比を狙った作品と考えられます。(「皇室と日本美」R4)

詳細 

作品名 富士柳蔭馬之図
ふりがな ふじりゅういんばのず
作者 瀧和亭
時代・年代 明治時代 明治10~20年代(19世紀)
世紀 19世紀
員数 2幅
寸法
材質・技法 絹本着色、牙軸
銘文等
付属品等
制作地
出土地
関連地 作者出身地:東京 主題関連地:静岡
伝来等
管理番号 SZK000099
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード
検索カテゴリ
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000099
最終更新日 2023/04/13

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ふじりゅういんばのず 富士柳蔭馬之図

富士柳蔭馬之図

右は水辺の松樹越しに富士山を描き、左は黒い青毛、白い葦毛、茶色の鹿毛の3頭の馬が柳の下に戯れる様子を描いています。柳の下の川で馬を洗う画題は古くから描かれていますが、この2頭の馬が鼻を寄せ合う同じ姿は、江戸時代の与謝蕪村の作品にもあります。蕪村は長崎に滞在した中国清代の画家、沈南蘋の作を模したといわれ、和亭は長崎遊学で南蘋派を学んでいるため、本図の淵源がわかります。松と富士、柳と馬の対比を狙った作品と考えられます。(「皇室と日本美」R4)