げっかとういず 月下擣衣図

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こうの ばいれい 幸野楳嶺 ( 天保15(1844)-明治28(1895) )

  • 明治15年(1882)
  • 絹本墨画淡彩、牙軸
  • 1幅
  • 171.5×81.3
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

秋の夕べに砧で衣を打つ親子の姿はもとより,木々や家,橋などの各事物が細部にいたるまで的確な写生意識に支えられて,現実感豊かに描きあらわされている。また,抑制された色調ながらも,萩花の紅と下草の緑,空の水色の生みだす澄明なコントラストがさえわたった秋の涼気を観者に実感させる。楳嶺の明治10年代の作風をよく示す一作である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 月下擣衣図
ふりがな げっかとういず
作者 幸野楳嶺
時代・年代 明治時代 明治15年(1882)
世紀
員数 1幅
寸法 171.5×81.3
材質・技法 絹本墨画淡彩、牙軸
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:京都
伝来等
管理番号 SZK002994
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 第一回内国絵画共進会 , 帝室技芸員 , 京都青年絵画研究会 , 京都美術協会
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK002994
最終更新日 2023/05/09

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げっかとういず 月下擣衣図

月下擣衣図

秋の夕べに砧で衣を打つ親子の姿はもとより,木々や家,橋などの各事物が細部にいたるまで的確な写生意識に支えられて,現実感豊かに描きあらわされている。また,抑制された色調ながらも,萩花の紅と下草の緑,空の水色の生みだす澄明なコントラストがさえわたった秋の涼気を観者に実感させる。楳嶺の明治10年代の作風をよく示す一作である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)