ひざくらず 緋桜図

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たき かてい 瀧和亭 ( 文政13(1830)-明治34(1901) )

  • 明治時代初期(19世紀)
  • 絹本着色、軸端:木
  • 1幅
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

緋桜は緋寒桜ともいう旧暦正月の頃に咲く濃い桃色の桜ですが、本図の桜は花も葉も全体的に淡いピンク色を基調に描かれています。花弁は白い胡粉と紅を調和させながら一枚ずつ丁寧に描く一方、桜の幹や枝は輪郭線を用いず薄墨を重ねて、所々に緑青をさして柔らかな印象に仕上げています。筆者を示す落款印章がないことから、何らかの機会での御下命品で、和亭が皇室の御用を多く務めた明治十年代(1877~86)の作品ではないかと考えられています。(「皇室と日本美」R4)

詳細 

作品名 緋桜図
ふりがな ひざくらず
作者 瀧和亭
時代・年代 明治時代初期
世紀 19世紀
員数 1幅
寸法
材質・技法 絹本着色、軸端:木
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:東京
伝来等
管理番号 SZK002987
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード
検索カテゴリ
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK002987
最終更新日 2023/04/13

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ひざくらず 緋桜図

緋桜図

緋桜は緋寒桜ともいう旧暦正月の頃に咲く濃い桃色の桜ですが、本図の桜は花も葉も全体的に淡いピンク色を基調に描かれています。花弁は白い胡粉と紅を調和させながら一枚ずつ丁寧に描く一方、桜の幹や枝は輪郭線を用いず薄墨を重ねて、所々に緑青をさして柔らかな印象に仕上げています。筆者を示す落款印章がないことから、何らかの機会での御下命品で、和亭が皇室の御用を多く務めた明治十年代(1877~86)の作品ではないかと考えられています。(「皇室と日本美」R4)