しかぶんたい 四家文躰

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たかとり わかなり 高取稚成 ( 慶応3(1867)-昭和10(1935) )

  • 大正4年(1915)
  • 絹本着色
  • 4幅
  • (各)145.6 ×56.5

絵画 – 日本・東洋画

高取稚成は,機知に富み過ぎているとも思えるほど凝った画題をとりあげることが少なくない。彼はそのことによって,近代における大和絵の革新をはかる可能性を探ろうとしたのであった。本作も,平安中期の4人の文人たちの文体に対する当時の批評文をモチーフとして,そこに記された各文人の文体の特徴を評語の内容に即しつつ,四季図として絵画化している。文展発表時に「場中最も意匠を凝らしたもの」との評判を得た話題作である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

  • 四家文躰
  • 大江以言(春)
    大江以言(春)
  • 大江匡衡(夏)
    大江匡衡(夏)
  • 慶滋保胤(秋)
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  • 紀斉名(冬)
    紀斉名(冬)

詳細 

作品名 四家文躰
ふりがな しかぶんたい
作者 高取稚成
時代・年代 大正時代 大正4年(1915)
世紀
員数 4幅
寸法 (各)145.6 ×56.5
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地
出土地
関連地 作者出身地:佐賀 作者活動地・製作地:東京
伝来等
管理番号 SZK000024
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 第九回文展
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000024
最終更新日 2023/03/14

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しかぶんたい 四家文躰

四家文躰

高取稚成は,機知に富み過ぎているとも思えるほど凝った画題をとりあげることが少なくない。彼はそのことによって,近代における大和絵の革新をはかる可能性を探ろうとしたのであった。本作も,平安中期の4人の文人たちの文体に対する当時の批評文をモチーフとして,そこに記された各文人の文体の特徴を評語の内容に即しつつ,四季図として絵画化している。文展発表時に「場中最も意匠を凝らしたもの」との評判を得た話題作である。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)