うご 雨後

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かわい ぎょくどう 川合玉堂 ( 明治6(1873)-昭和32(1957) )

  • 大正13年(1924)
  • 絹本着色
  • 1幅
  • 95.1×176.0

絵画 – 日本・東洋画

玉堂の大正期の代表作で,長く降り続いていた雨が止み,雲の切れ間から陽光が差し込んだ初夏の自然の一瞬の表情を画題としている。円形の木立には四条派風,近景の岩場には狩野派風の描法をとりいれつつも,全体としてはあくまでも写生を重視して,西欧の自然主義に接近した空間表現を生みだしている。その写実性の色濃い風景描写のありようは,以後,帝展における日本画での風景表現のひとつの規範をかたちづくっていくことになる。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 雨後
ふりがな うご
作者 川合玉堂
時代・年代 大正時代 大正13年(1924)
世紀
員数 1幅
寸法 95.1×176.0
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地
出土地
関連地 作者出身地:愛知 作者活動地・製作地:東京 育った土地:岐阜
伝来等 大正13年(1924)、第5回帝国美術院展覧会にて御買上
管理番号 SZK000020
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 第五回帝展 , 帝室技芸員 , 帝国美術院
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000020
最終更新日 2023/03/14

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うご 雨後

雨後

玉堂の大正期の代表作で,長く降り続いていた雨が止み,雲の切れ間から陽光が差し込んだ初夏の自然の一瞬の表情を画題としている。円形の木立には四条派風,近景の岩場には狩野派風の描法をとりいれつつも,全体としてはあくまでも写生を重視して,西欧の自然主義に接近した空間表現を生みだしている。その写実性の色濃い風景描写のありようは,以後,帝展における日本画での風景表現のひとつの規範をかたちづくっていくことになる。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)