かちょうのず 花鳥之図

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たき かてい 瀧和亭 ( 文政13(1830)-明治34(1901) )

  • 明治29年(1896)
  • 絹本着色
  • 3幅
  • (各)178.9×126.7
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

各幅ごとに季節の表情の違いを描き分ける意図によるものか,春から初夏にかけての情景を画題とした右幅は,南蘋派風の精緻な筆致と濃麗な色調により細部まで丹念に描き込まれているのに対し,左幅での晩夏から秋への描写は,南宗派風の柔らかな筆致が主調をなしている。そして中幅の冬では,一転して力強い雄渾な画風を特徴としている。多彩な画法に習熟していた和亭の力量が存分にあらわれた,明治20年代の代表作のひとつである。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

  • 花鳥之図
  • 中幅
    中幅
  • 右幅
    右幅
  • 左幅
    左幅

詳細 

作品名 花鳥之図
ふりがな かちょうのず
作者 瀧和亭
時代・年代 明治時代 明治29年(1896)
世紀
員数 3幅
寸法 (各)178.9×126.7
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:東京
伝来等
管理番号 SZK000186
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 帝室技芸員
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000186
最終更新日 2023/03/14

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かちょうのず 花鳥之図

花鳥之図

各幅ごとに季節の表情の違いを描き分ける意図によるものか,春から初夏にかけての情景を画題とした右幅は,南蘋派風の精緻な筆致と濃麗な色調により細部まで丹念に描き込まれているのに対し,左幅での晩夏から秋への描写は,南宗派風の柔らかな筆致が主調をなしている。そして中幅の冬では,一転して力強い雄渾な画風を特徴としている。多彩な画法に習熟していた和亭の力量が存分にあらわれた,明治20年代の代表作のひとつである。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)