しゅんじゅうさんすいず 春秋山水図

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はしもと がほう 橋本雅邦 ( 天保6(1835)-明治41(1908) )

  • 明治34年(1901)
  • 絹本着色
  • 2幅
  • (各)129.2×85.0
  • 日本

絵画 – 日本・東洋画

この一対は,当館が所蔵する雅邦の他の双幅《夏冬山水図》(明治29年)と相前後して制作依頼を受けているが,両者はまったく別個の作品であり,作風も著しく異なっている。《夏冬山水図》がやや古めかしい狩野派特有の懸腕直筆の筆法により力強く表現されているのとは対照的に,本作では,洗練された筆致で春と秋それぞれの穏やかな情景が詩情豊かに描きあらわされている。また,空気遠近法風の西欧近代的な空間表現が試みられている点も,本作の大きな特色といえるだろう。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 春秋山水図
ふりがな しゅんじゅうさんすいず
作者 橋本雅邦
時代・年代 明治時代 明治34年(1901)
世紀
員数 2幅
寸法 (各)129.2×85.0
材質・技法 絹本着色
銘文等
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:東京 その他:埼玉
伝来等 宮内省の依頼により制作
管理番号 SZK000157
分類 絵画日本・東洋画
文化財指定
備考
キーワード 掛幅 , 帝室技芸員 , 日本美術院
検索カテゴリ 掛幅  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK000157
最終更新日 2023/03/14

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しゅんじゅうさんすいず 春秋山水図

春秋山水図

この一対は,当館が所蔵する雅邦の他の双幅《夏冬山水図》(明治29年)と相前後して制作依頼を受けているが,両者はまったく別個の作品であり,作風も著しく異なっている。《夏冬山水図》がやや古めかしい狩野派特有の懸腕直筆の筆法により力強く表現されているのとは対照的に,本作では,洗練された筆致で春と秋それぞれの穏やかな情景が詩情豊かに描きあらわされている。また,空気遠近法風の西欧近代的な空間表現が試みられている点も,本作の大きな特色といえるだろう。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)