かんこううめをえいずるのず 菅公梅を詠ずるの図

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にせいごせだ ほうりゅう 二世五姓田芳柳 ( 元治元(1864)-昭和18(1943) )

  • 明治24年(1891)
  • カンヴァス、油彩
  • 1面
  • 120.0×68.7
  • 日本

絵画 – 油彩

菅原道真が梅を愛でつつ歌を詠む姿を主題とした作。道真と供の童子の衣服,持ち物など個々の事物は必ずしも正確な時代考証に従っているわけではないものの,細部にいたるまで写実的な描法によりあらわすことが試みられている。しかし,人物の顔の表現は理想化されており,背後の梅林も様式化された平面性の強い形態を示している。写実的な西洋画法のなかにも日本的な美意識が色濃く残り続けた二世芳柳の作風を典型的に示す一点。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)

詳細 

作品名 菅公梅を詠ずるの図
ふりがな かんこううめをえいずるのず
作者 五姓田芳柳(2世)
時代・年代 明治時代 明治24年(1891)
世紀
員数 1面
寸法 120.0×68.7
材質・技法 カンヴァス油彩
銘文等 H.Goseda
付属品等
制作地 日本
出土地
関連地 作者出身地:茨城 作者活動地・製作地:東京 主題関連地:福岡
伝来等 明治24年(1891)、第3回明治美術会展覧会にて御買上
管理番号 SZK001261
分類 絵画油彩
文化財指定
備考
キーワード 明治美術会 ,
検索カテゴリ  
パーマリンク https://shozokan.nich.go.jp/collection/object/SZK001261
最終更新日 2023/03/14

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かんこううめをえいずるのず 菅公梅を詠ずるの図

菅公梅を詠ずるの図

菅原道真が梅を愛でつつ歌を詠む姿を主題とした作。道真と供の童子の衣服,持ち物など個々の事物は必ずしも正確な時代考証に従っているわけではないものの,細部にいたるまで写実的な描法によりあらわすことが試みられている。しかし,人物の顔の表現は理想化されており,背後の梅林も様式化された平面性の強い形態を示している。写実的な西洋画法のなかにも日本的な美意識が色濃く残り続けた二世芳柳の作風を典型的に示す一点。(『新版 雅・美・巧(下)』H15)